1.ケレンがけ(サビ落とし)
ケレンがけとは磨き作業のことで、電動ヤスリなどを使って磨き、元々の塗装を剥がしたり、サビをとる作業になります。この作業を行うことで、塗料が定着しやすく、より耐久性の高い屋根へとなります。
2.高圧洗浄
長年の蓄積で屋根に生えたコケや藻、頑固にこびりついたホコリや汚れを、ジェット水流で洗い流します。
3.下地処理(コーキング)
クラック(ひび割れ)が入っている箇所や形が変形してしまっている箇所をコーキングなどで補修していきます。軽い雨漏りであれば、この作業だけで復旧する場合もあります。
4.板金締め直し
北海道の屋根は2枚の板金が重なってできている構造が多いのですが、冬の時期に日中、雪が溶けて板金の間に入りこみ、それが夜間凍って膨張することで板金が開いてきます。
そうして開いた板金から水が染み込み、雨漏り・すがもりが起きやすくなるので、開いた板金を締め直すことで、雨漏り・すがもりを未然に防ぎます。
5.スノーダクト部分の防水塗装
スノーダクト部分に防水塗装を施すことで、雨漏りやすがもりが起きるのを、より防ぐことに役立ちます。
6.サビ止め下地塗り
サビ止めの下地塗料を塗っていきます。この作業を行うことで塗装面と上塗り材の密着性を高めたり、傷んだ部分に上塗り塗装が染み込むのを防ぐ役目や、酸化を抑え防水効果を高めたり、見た目の仕上がりを綺麗にするなど、とても重要な工程になります。
7.トップコート塗り仕上げ(1回目)
いよいよ上塗り塗料を塗っていきます。まずは1回目の上塗りです。価格が安い業者などに依頼すると、上塗材が1回塗りの場合もありますが、それでは耐久性がありません。当社は耐久性を上げるため、必ず2回塗りいたします。
8.トップコート塗り仕上げ(2回目)
こちらが2回目を塗った完成の状態です。2回塗ることでツヤも出て、見た目の美しさも上がります。雨漏り、すがもりもになる可能性も格段に下がり、まさに屋根が生き返った状態です。
定期的な屋根の塗り替えももちろん大事ですが、それ以前にスノーダクトにゴミなどが詰まっていると、漏水などおもわぬ被害をもたらす可能性があります。定期的に屋上に登り、不要なゴミや土埃を清掃することで突発的な費用もかからなくなります。お客様自身で清掃するのが困難な場合は、お気軽に弊社までご相談下さい。